読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

medical praxis - web版 医学ノート - 国家試験対策

学問の上で大いに忌むべきは、したり止めたりである。したり止めたりであれば、ついに成就することはない。

スポンサードリンク

典拠:医学生・研修医のための消化器病学

スポンサードリンク

※ 絶版となっておりますので、Amazon(中古品があり)並びに図書館のリンクを載せておきます。

今日,medical scienceの進歩には目覚ましいものがあり,喜ばしい限りであるが,結果として,膨大な新しい知識の導入となり,限られた時間内での医学教育カリキュラムの中で内容の取捨選択が迫られている.学生に,どの範囲まで,或いはどのレベルの分子生物学を教授すべきなのか,など指標がないままに,現状は教官個人々々の見識と判断によって教育が行われている.  本書は,この様な現状を踏まえて,医学部の高学年,つまり5年,6年から,卒後臨床研修の初期2年までを対象に,広い視野から想定される医学・医療レベルで書きとめた積りである.つまり,私共の教室で分担しながら学部学生の講義を実際に担当し,臨床研修医を指導している教官や医師にこの趣旨を十分に理解させた上で,各々の専門領域について執筆をお願いした.勿論,学生のためには,どうしても国家試験で求められる内容が基本となるので,厚生省の「医師国家試験出題基準」を参考に,当該領域の全般に亘って網羅した.

 本書はとくに,疾病のもつ病態の理解が重要であるとの観点から,その発生メカニズム(発生病理)と病態生理の解説を多くし,その説明に必要なレベルで最近の分子生物学を入れた.  私共の教室は,学内の申し合わせで教育面,診療面とも消化器病学,血液病学,膠原病・アレルギー病学を担当しているので,今回はこの前2分野について,上述の趣旨に沿って上梓することとした.したがって本書のペアであるもう一冊の「血液病学」も並べて購読願えれば望外の幸せである.  本書の編集にあたっては,とくに佐々木大輔教授(弘前大学保健管理センター)のご尽力が大であり,感謝の意を表し,発行の挨拶としたい. 1996年1月 弘前大学第一内科教授 吉田豊

目次      目次
I 消化管,腹膜
I-I 主要症状とその病態生理  ●
1.嚥下困難 〈佐々木大輔〉2
A 嚥下運動 2
B 分類 3
C 誤嚥 3
D 検査 4
2.食欲の異常,体重の異常 5
A 食欲の異常 5
B 体重の異常 5
3.悪心・嘔吐 9
A 病態生理 9
B 分類 9
C 鑑別診断 9
D 診断 10
E 治療 10
F 対症療法 11
4.腹痛 12
A 定義 12
B 分類 12
C 注意が必要な腹痛 14
D 慢性腹痛 14
E 部位 14
5.便通異常 15
A 便通異常とは 15
B 下痢の分類 15
C 便秘の分類 16
D 鑑別診断 17
E 慢性下痢の診断 17
F 慢性便秘の診断 19
6.吐血・下血 〈棟方昭博〉20
A 概念 20
B 出血部位と吐・下血の関係 20
C 消化器疾患と吐・下血 20
D 近接臓器疾患と吐・下血 23
E 全身性疾患と吐・下血 23
F 出血と検査 23
7.腹部膨満,復水 24
A 腹部膨満の成因 24
B 生理的な膨隆 24
C 気腹,鼓腸 24
D 復水 25
E 腫瘍または臓器腫大による膨隆 25
I-II 食道疾患  ●
1.食道炎,食道潰瘍 〈相沢 中〉27
A 概念 27
B 分類 28
C 病因 28
D 病態 28
E 症状 28
F 診断 29
G 鑑別診断 29
H 治療 30
I 予後 30
2.食道良性腫瘍 〈福士道夫〉31
A 分類,頻度 31
B 症状 31
C 診断 31
D 上皮性腫瘍 31
E 非上皮性腫瘍 33
F 治療 34
3.食道癌 〈坂田 優 鈴木秀和〉35
A 疫学 35
B 病因 35
C 占拠部位の表示 36
D 病理 36
E 診断 37
F 治療 41
4.食道アカラシア 〈黒江清郎〉43
A 疾病の発生とメカニズム 43
B 臨床 45
5.食道静脈瘤 〈福田真作〉47
A 病型分類 47
B 原因疾患と発生頻度 47
C 発生・破裂機序 49
D 診断 49
E 治療 52
F