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medical praxis - web版 医学ノート - 国家試験対策

学問の上で大いに忌むべきは、したり止めたりである。したり止めたりであれば、ついに成就することはない。

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肝胆膵 9 肝不全

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→ 肝胆膵系 目次

Chapter 9 肝不全 hepatic insufficiency, hepatic failure

典拠: NIM 消化器病学 4 版 [60, p.335]

分類

  • 急性肝不全
    肝疾患の既往のない者が急速に肝細胞の機能低下や減少によって肝性脳症を中心とした病態を形成するものである。
  • 慢性肝不全
    リンパ球を主体として線維化が進行し、非代償的で不可逆的な状態。徐々に肝臓が硬化し、脾臓に波及し、食道静脈瘤を生じる。

症状

  • 黄疸
    特に非抱合型の高ビリルビン血症を呈する。
  • 肝性口臭 fetor hepaticus
    腸内細菌によってメチオニンからメチルメルカプタンが産生されるが、 これが肝不全のために肝臓で代謝されずに体循環に入り、ひいては呼気に出てくる。

検査所見

  • 肝機能異常
  • 低血糖
    肝臓のグリコーゲン貯蔵能と糖新生能が破壊されるから。

合併症

  • 敗血症
    • 特発性細菌性腹膜炎 (Conn 症候群)
  • 脳浮腫
    急性肝不全では、血液脳関門の破綻や脳細胞における浸透圧調節機構の破綻などを経て脳浮腫をもたらす。
  • 肝性脳症
  • 肝腎症候群

9.1 急性肝不全 acute hepatic failure

典拠:CURRENT Medical Diagnosis & Treatment [26, p.637]

概念

肝疾患の既往のない者が急速に肝細胞の機能低下や減少によって肝性脳症 を中心とした病態を形成するものである。

9.2 慢性肝不全 chronic hepatic failure


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