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medical praxis - web版 医学ノート - 国家試験対策

学問の上で大いに忌むべきは、したり止めたりである。したり止めたりであれば、ついに成就することはない。

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血液学 6 血小板 platelets

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→ 血液学 目次

Chapter 6 血小板 platelets

典拠:三輪 - 血液病学 2版 [50, p.291] ,
典拠:エッセンシャル血液病学 [53, p.328] ,
典拠:血液内科学 1 版 [59, p.30]

概念

血小板は巨大な巨核球の細胞質の一部が分離されて生成される。その寿命は 8~10 日であり、老化とともに脾臓や肝臓などの網内系で処理される。血小板の機能は、血管内皮が損傷されると血小板は損傷部位に粘着・凝集して一次止血血栓形成を行なう点にある。

構造

  • 膜タンパク
    • GPIb
    • GPIIb/IIIa
  • 顆粒
    • 濃染顆粒 dense granule
      ADP, Ca2+ , serotonin を含む。
    • α顆粒 α-granule β-thromboglobulin, platelet-derived growth factor, fibrinogen, V因子, vWF, thrombospondin, fibronectin などを含む。
  • 小管 canaliculi

血小板の発生

  1. 多能性幹細胞
  2. 骨髄性幹細胞
  3. 巨核球 megakaryocyte
  4. 血小板
    巨核球の細胞質が断片化してまず脾臓に取り込まれ、徐々に抹消血中に出現して血小板となる。この増殖・成熟過程にはトロンボポエチンを要する。通常、成熟した血小板の 1/3 は脾臓に抑留されており、循環血液と相互に往来している。
    なお血小板の寿命は約 1 週間である。

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